健康だより
一無、二少、三多で生活習慣病を予防しましょう
みなさんは「一無、二少、三多(いちむにしょうさんた)」という標語を耳にしたことはありますか?
これは一般社団法人「日本生活習慣病予防協会」が1991年に提唱した『健康標語』で、1月23日を「一無、二少、三多の日」と定め、日常心がけたい生活習慣をわかりやすく表したものです。
「一無」は「禁煙」です。
たばこは万病のもと。がんをはじめ、心血管疾患、脳血管疾患など、さまざまな生活習慣病のリスクを高めます。禁煙は健康改善効果が期待できるため、今日からでも禁煙に取り組みましょう。
「二少」は「少食」「少酒」です。
暴飲暴食を控えることは、健康を維持するためにとても大切です。
主食と副食、果物、乳製品などをバランスよく組み合わせて、腹八分目を心がけるようにしましょう。肥満や糖尿病、脂質異常症、高血圧などを予防します。
多量の飲酒も高血圧や糖尿病、脂質異常症、痛風などの生活習慣病のリスクを高め、臓器障害だけでなく、全身に影響を及ぼします。
「三多」は「多動=体を多く動かす」、「多休=しっかり休養する」、「多接=社会との接点を増やす」という三つのことを指しています。
日常生活の中で体をしっかりと動かし、休養を十分に取ることは、心と体の健康を保ちます。
また、生き生きと暮らすためには、多くの人や物事と接することが重要です。趣味をつくるなどして社会との関わりを増やすと、認知機能を保ち認知症の発症リスクが低下するといった報告もあります。
高血圧や糖尿病、脂質異常症などは運動不足や飲酒・喫煙・不規則な生活など、「生活習慣が原因」となって発症することが分かり、「生活習慣病」と呼ばれるようになりました。
生活習慣病は長い時間をかけて進み、病気として自覚しにくいことも特徴です。予防のためには日頃の体調や、身体のちょっとした変化など、ご自身の健康に目を向けることが大切。まずは達成しやすい小さな目標から毎日の習慣を変えて、生活習慣病やそこから引き起こされる大きな病気を予防しましょう!
鎌ケ谷市医師会